「確認」した?

人生で大切なことは、自身での「確認」である、という心情の元、気になったもの・ことへは、全力で駆け寄って行きます。

図書館へは「本を受け取りに行く」より「本を探しに」行きたい

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図書館利用が全面的に解除になったようです。
ヤッター!

コロナ禍での書籍代が、月/¥15,000くらいと、なかなかの数字を叩き出していましたよ。
とは言え自粛と同時に、外食も遊びに行く事も、飲み会も、日々コンビニでのちょっとした消費も全部消えたので、まぁをそれを書籍代に回していると思えば良いか、とも考えていたのですけれどね。

でもやっぱり、
無料でたくさんの本を好きなだけ読める!
ってどんなユートピア?
(実際税金などを払ってはいるのですけれどね。)
 
しかも今まで利用していた駅寄りにある図書館へ行くのがちょっと面倒くさくなったので、真反対にある別の図書館へ足を運んでみたのですが、こっちの方がムチャクチャ充実していました…!
そこは本棚に入りきれない本が溢れて、別カートに載せて設置してあるんだぜ…!
溢れる!本!
素敵…!
しかも駅前とは逆なので、車や人や信号がほとんどない道を行ける、というのも良いのです。
 
今まで行っていた駅寄りの図書館は「中央」と名前が付いていたので、そちらの方が充実しているのかと思っていたのですが、実際本棚はスカスカで、何か活気がないのだよな~…と密かに思っていたのですね。
 
現代のwebで本の予約をしてそれを受け取りに行くというシステムは、自分が子供の頃にはなかったので、とても画期的で大いに活用をしてはいるのですが、ネットで探したり見かけたりした本は、結局ピンポイントになってしまうのが難点なのではとずっと思っていたりします。
そのものズバリの物を入手できることはできるが、それ以外の全く別ジャンルなどへの広がりを求めるのはなかなかに難しいのではと。
 
やっぱり、どわーっとある本を目の前にしてそこからまったく未知だった本を選べる、という事にこそ、図書館の意味があるのではないかと思っています。
 
今回見つけた本はこちら。

 

 

 

「人生をより低迷させる旅コミ誌」というキャッチが素敵すぎるぞ…!

 

 
中内渚著の「スケッチで旅するスペイン」は、色合いレイアウトがとても素敵で、
えぇえええええ、こんなスペイン本全然知らなかったー!という嬉しい衝撃が。
こうゆう本を読むと、やっぱりスケッチをやりたくなってしまいます。
旅先で写真を撮るのももちろん良いのですけれど、描いた方がムチャクチャ細かく観察することになるので、印象の残り方が全然違うのですよね。
著者の中内さんは、イラストのレッスンなども行っているようですので、そのうちに参加してみたいなと。

www.nagisa.asia


他、どうしてもまた読みたくなってしまった「天使なんかじゃない(愛蔵版)」や「こいきな奴ら」など諸々借りたら、案の定、これどんな苦行…?というくらいリュックサックが重たくなりましたよ…。
 
 
 
そいで昔読んでいた時は気づかなかったのですが、「こいきな奴ら」ってKGBとかナチスの残党とかが出てきていたのねと…。
「有閑倶楽部」の海外版、くらいのイメージだったのですが、それより全然時代反映感がすごい。
 

 

電子書籍だと読みたいときに直ぐに読めるお手軽さというのは確かにあると思うのですが、本が充実している図書館が近くにあると、それとはまた別の新しい発見があり、人生の楽しみがぐっと増えると思います。
本屋さんも全然悪くはないのですが、やっぱり新刊や流行りの物が多く置いてある割合が多いですしね。

いや~、図書館って本当に良いですね。