どうも。
最寄り駅にある前回からお世話になっている美容院がとても良い感じです。
秋口まではツーブロック維持のために、毎月2,000円カット(途中から2,400円になった)に通っていたのですが,
- 引っ越し先の街に程良い格安カットがなかった
- 毎月美容院に行くのは面倒
という理由から、ツーブロックは終了ですよ。
新たなヘアスタイル探索のために、軽い気持ちで予約した美容院だったのですが、
ここのオーナーのかたがとてもすてきなのです…!
そもそもその美容院は、
「ヘアカットだけではなくて、みんながふらっと集まって、コーヒーを飲みながら(酒があっても良いけれどね笑)色んな事を話す場にしたい」
と20年前に始めたそう。
ご本人がヨーロッパに行っていた時期もあるそうなので、それってイギリスのコーヒーハウスのようなイメージなのかしら?と思ったのですが、だとしたらとてもすてきです。
コーヒー・ハウス(Coffeehouse)とは、17世紀半ばから18世紀にかけて、イギリスで流行した喫茶店で、社交場の機能も兼ね、大きな社会的役割を果した。
(Wikipediaより抜粋)
じっさいヘアカットをしながらそのかたが話すことは、
- ファッション&オシャレについて(イギリスに昔からあるブランドなどの話)
- 信条(生き方や仕事で思っていること)
- 今日から先のビジョン
- 映画・本
- 世界情勢も話せるよ
というね。
現状としては美容院の機能がほぼ100%になっているようなのですが、でも話している事は正にコーヒーハウスで話されていた事なのではないかしら。
そのかたの友人・知人は、一代で自営業を始めた人が多いらしく、そうなるとやはり日々の創意工夫や、知恵や知識が大事になって来る。
となるとお互いに話す内容も、自然と現在と未来のビジョンの話しになるよね、とのこと。
確かに一緒に住んでいる料理人の人たちは、日々奮闘しているよな~、と思う事が多く(フリーだったり個人店を持っている)、わたしは一応WEBデザイナーとか言っているが、彼・彼女等に比べると、全然クリエティブな事をやっていないような気がして焦っておりますよ。
とは言え、この国の政策はいちいちがアレなので、フリーランスだとインボイスとか、産休とか育休とか有給とかがとても大変そうではあるのですけれど(他国ではフリーランスでも有給という概念があるそうで…)。
仕事の後、お酒を飲みながら仕事の愚痴を言い合うのではなく、
本・映画・知恵・知識・創意工夫・やっていること・やって行きたいこと・世界の事(社会課題や時事ニュース含む)を話す場ってすてきだよな。
とは言え、シェアハウスのリビングはそれに近いような気がしております。
違う年齢・バックグラウンド・職業の人間が入り乱れて、お茶を飲みながら話す、って日々のデフォルトだものな~(ニートが多い時期はある意味始終賑わっていた)。
その美容院に、コーヒーハウス機能が正式に追加されたら、たぶん通っちゃうんだろうな。
そのかたは70歳まで現役で働く予定らしいので、ぜひそうゆう場作りをやってほしい、…と思いつつも、人に期待するのではなくて、自分でも始めた方が絶対楽しいような気も(それこそクリエイティブな活動になりそう)。
ちなみにその美容師さんは腕も確かで(感性が合う)、
可愛いとかじゃなくて、知的とかクールなイメージにしてほしいの!
という要望をすてきに叶えてくれてますよ。