「確認」した?

人生で大切なことは、自身での「確認」である、という心情の元、気になったもの・ことへは、全力で駆け寄って行きます。

それぞれの区や市の図書館事情

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あちこちのシェアハウスにお引越しをして、各地で常に図書館を利用しています。
貸し出し数や蔵書量など、場所によって本当にそれぞれで、たぶん市町村区の規模や財政状況とかによるのかな〜とか思ったので改めて備忘録としてまとめてみました。

 

目黒区…貸し出し数が(自分的に)過去最多の20冊!コミックスセットもあるよ

  • 利用した図書館:「目黒区民センター図書館」「目黒区本町図書館」
  • 20冊まで貸し出し可能

貸し出し数が過去最多(20冊て...!)。
コミックも充実しており、完結しているコミックのセットは「セットで1冊」のカウントなので、下手をしたらものすごい冊数を借りれる。
貸し出しには、取っ手付きのおまとめバッグみたいな物に入れてくれるので、持ち運びはしやすい。
コミックタイトルはメジャーなものならまぁまぁ揃っていて、幸せになれる。
(セット物は、「機動警察パトレイバー」、「CIPHER(サイファ)」、「ALEXANDRITE(アレクサンドライト)」を借りました。)

ただ借り過ぎると、返却時に徒歩か自転車の場合はまとめて図書館まで持っていくのがひたすら大変。

一番駅近くの「目黒区民センター図書館」は立地的に本がたくさんありそうな雰囲気を醸し出しつつも、本棚がスカスカで寂しい事この上ない。
ただ予約した本を受け取りに行くだけなら問題ないが、新しい本の開拓には不向き。

目黒区でおすすめは「目黒区本町図書館」で、こちらは全ての駅からはだいぶ遠いが置いてある蔵書が大変に豊富。
入りきれない本が別キャスターに積んであるとゆう幸せな光景が繰り広げられている。
また、これは自費出版なのでは...、と思われそうな薄い旅の本もあったりして興味深いです。

サイトからの予約画面には、表紙画像が表示されて分かりやすい反面、蔵書としては扱っていない本も普通に表示される仕様なので、時々最終画面でガッカリする(扱っていないなら、検索の時点で非表示で良いのではと...)。
予約までの手はずがワンステップ多いような気がして、予約したつもりができていない事が時々ある。
(なぜか「カートに入れる」→「登録する」→「予約する」という流れ。これ「登録する」要らなくないですかねと...)。

大田区…思いの外マイナー本があり、幸せになれる

  • 利用した図書館:「久が原図書館」「大森東図書館」「池上図書館」「馬込図書館」
  • 12冊まで貸し出し可能

時々Amazonでオススメされる、わりと古いマイナー本でも蔵書としてあったりする。
「久が原図書館」「大森東図書館」は、ある程度の規模感があり、本棚も充実していて良し。
ライフスタイル関連などは、結構新しめの本も並んでいる。
「大森東図書館」は館内に売店(ちょっとした軽食販売)もあり、何かちょっとだけ「耳をすませば」気分が味わえる。
(売店がある図書館って少なくないですか?)
同館共、自習室がそこそこ広くて土日はそこまで混んでいなくて(立地が微妙なんだろうなと)使いやすい。

「池上図書館」では年配者向けの映画の上映会なども行われていたよう(レトロ映画の上映会ポスターが貼ってあり、司書さんが宣伝していました)。

横浜市…大きい市のわりには貸し出し数が少ないかも。東戸塚の行政カウンターは重宝する

  • 利用した図書館:「横浜市中央図書館」「東戸塚駅行政サービスコーナー」
  • 6冊まで貸し出し可能

大きい市のわりには貸し出し数が少なくないですか、横浜市さん...!
長年横浜市に住んでいたので、そこからの大田区の12冊貸し出しはとても衝撃だった(地元も6冊だったので、それが日本全国のデフォルトかと思っており...)。
「横浜市中央図書館」はレトロで広々としていて建物的にも素敵ですが、いかんせん結構な坂の上にあるというので足が遠のき気味になることは否めず。
駅歩もあるので、車か原付きがないと大変かもです。

なのですが、東戸塚駅には「東戸塚駅行政サービスコーナー」という図書カウンターが設置されており、返却と予約した本を受け取ることのみは可能。
会社の行き帰りでさくっと受け取れるは嬉しい(それを電車内で読んで通勤とかよくやっていました)。
蔵書は横浜関連の蔵書は結構ガッチリある感じ。
他の古いマイナーっぽい本は時々ないことがありつつも、そこまで不満は抱かないです。

逗子市…海の街の新しくて素敵な図書館。蔵書数はちょっと少ない…かも…

  • 利用した図書館:「逗子市立図書館」「逗子市立図書館 小坪分室」
  • 6冊まで貸し出し可能

「逗子市立図書館」はわりと最近改修したらしく天井が高く開放感があるとても素敵な建物です(海の街っぽい感じとでも言いますか)。
閲覧席も全面ガラス張りの窓に向かって設置されていてとても明るい。
勉強がOKな席とNGな席でハッキリと分けられているので、学生さんの勉強に閲覧席が占拠される事がないのは良いなと。

「逗子市立図書館 小坪分室」は分室と言うだけあって、出張所という感じのとてもコンパクトな規模感。
でも特設コーナー(夏だったのでホラー本)の選書が良かったのですよね〜。
旅関連本もなかなかわたし好みでした。

...なのですが、逗子の図書館は如何せん蔵書が少ない...。
やっぱり市の財政(というか市の規模感?)と図書館って密接に関わっているのかしらん、と思ったのは、逗子市の図書館を利用してからなのですね。
わりとメジャーっぽい本でも、ごめん〜、扱っていないんだよね〜と、予約画面で言われる事多々。
えー、これないんか...という絶望感に結構苛まれました。

鎌倉市…ちょっと小規模。図書館のロケーションは良いよ

  • 利用した図書館:「鎌倉市中央図書館」
  • 6冊まで貸し出し可能

絶望感に苛まれたので、お隣の鎌倉でも図書カードを作って利用することとしました。
御成通りの裏側にある「鎌倉市中央図書館」は、緑が多い立地でロケーションが良い感じ。
コミックもちょこっとあったりして、逗子市の図書館にないの物はこちらで借りるのだ!と息巻いたものの、やっぱりそこまで蔵書が多いというほどではなかったのがちょっと残念。

まとめ

以上、各市町村区の図書館事情でした。
市町村区によって、貸し出し数などこんなに差があるとは思わなかったです(目黒区の20冊は衝撃以外の何者でもない)。
公共施設なので、何となく全国基準みたいものがあるのかと漠然と思っていましたが全然違うのですね~。
とは言え、無料(税金を払っているのだから実際無料ではないのだが)で、本を借りられるってとても素晴らしいです。

…と書いていて思ったですが、各図書館の写真とか撮っておけば良かったなと…。
まさかこんなに各所の図書館を利用する事になるとは思っていなかったのですよね~。

そいでよく「世界の美しい図書館」とかの紹介はありますが、普通の図書館にも結構特色ってあるものだなと思うこと然り。
ある図書館にはある「特設コーナー」では、毎回テーマに沿った本が紹介されており、しかもそれらは自分全然知らなかった本だったりして楽しいですよ。

ぜひ住んでいる市町村区の図書館を覗いてみてください~!
自分が思っている以上に本が充実していて、新たな出会いがあるかもですよ。