どうも。
中学英語は理解できているが、TOEIC問題は全然解けない人への最初の壁を超えるための勉強方法です。
いきなり結論。まずは以下の3つを使って勉強することをお勧めします。
■英文法
「ただよび」の「基礎英文法講座」全講義を視聴する。
(ただ視聴するだけではなくて、資料をDLして、その解答と誤答を口頭で説明できるようにする。)
■定型文暗記
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」で例文をすぐに取り出せるようにする。
■単語
「ターゲット1900」で高校英語までの単語を覚える。
上記の方法をすると最初の壁が越えられるのではと思っています(現在わたし自身も実践中)。
以下詳しく書いて行きますね。
英文法
初心者はここから始めよう!という教材とかね、結構やりましたよ。
この辺りとか。
でも全然一定以上の壁が越えられなくて、TOEICの問題も全然解けない。
なんで?という疑問は、「ただよび」のモリテツさんの講義を視聴するとすごいよく分かります。
だって、初心者用の教材とモリテツさんの講義内容って、天と地ほどの差があるのよ。
例えば、助動詞の後には動詞の原形が来る、なんてことは分かっている。
でもじっさいそんな問題はTOEICには出ないのよ…!
じゃあTOEICの文法問題集をやりながら学ぶとか?
と思い、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」にもある程度は取り組んだのですが、全然ダメで。
基礎英文法(中学)
↓
TOEIC(いきなり大学受験レベル)
この間の埋め方が分からんかったの…。
今となっては、
中学英文法(文法書)
+
高校英文法(中学より複雑になるのでオンライン講座が良き)
+
品詞分解
+
プラスアルファの英語知識(単語の語源・音の強弱・フォーマルな表現とかそうゆうの)
ということが必要不可欠だと思って、それが「越えられない壁」だと思い至ったのだがどうでしょう。
品詞分解なんて、学校で習った記憶がほぼないのだが、「基礎英文法講座」では、もう何度も何度も何度も、
「動詞は1文内に1以上個置けない」
「これは副詞」
「これは形容詞」
ってことあるごとに繰り返すから覚える。
じっさい平易な問題集にはそこまで解説として詳しく載っていないですしね。
そいでこれって中高で分解方法を学んだか否かで、まず道が分かれると思う。
「中学英語までは、何となくでもできてしまう」、とモリテツさんが言っていたが、本当にそれですよね。
塾とかはお金を払うので、もっと詳しく教えてくれていたのかもしれないが、わたしは一度も塾に行ったことがないので…(学校と進研ゼミ)。
勉強方法として、「基礎英文法講座」を視聴しながらメモをとるようにしています(後で口頭でpdf資料の解説をできるようにしている)。
メモをとるのは、ノートより「プロジェクトペーパー」がおすすめ。
講座ごとにまとめてクリップでまとめておくと、取り出しやすいですし、追記もしやすいです。
瞬間英作文
モリテツさん曰く、
例文をちゃんと暗記していれば応用が可能とのこと。
例えば不定詞の項目で
「形容詞 + enough」
と覚えるのではダメで、ちゃんと
「John is tall enough to ride the ride.」
と例文を出せるようにしておかないと使えるようにならないと口を酸っぱくして言っているのですね。
例文を覚えるには瞬間英作文が良いのではと思い、百年くらい前に購入して途中で放置してしまったテキストを引っ張り出してます。
でも今見ると、右ページ(答えページ)の品詞分解とかできるようになっているので、成長している~!ということとする。
仮定法などの高校英語はこちらで対応。
単語
TOEICを受けるなら「出る単特急 金のフレーズ」がおすすめ!とよく見かけるが、高校単語を仕上げた上での金フレなのだよな~、と今更思い知る。
一時期「DUO 3.0」にも取り組んでいたのですが、品詞知識が上っ面の状態では、あまり意味がなかったです…(DUO 3.0だけで3ヶ月でTOEIC600点をとる方法みたいな記事を読み…。今思うと、筆者は大学受験までの英文法をしっかり理解していたかただと思う)。
とは言え、品詞分解などが分からないままでも、音読とリスニングは何度もやっていたので、薄っすらと言葉の音は覚られていたようです。
おかげで「ターゲット1900」をやっていても、まったく分からん!という単語はあまりないかもと(定着させるのはこれから)。
まずは中学英語から、と言うけれど
中学で英語学習が終了している人間の弱点って、
中学英文法は本当に超基礎段階だ、と自覚する所から始まると思います。
じっさいその先にはもっと広大な世界があるのだが、その世界の存在そのものが認識できていないから、
え?何が足りないか分からないのだけれど…(基礎なら分かっているはず)、
という状態に足をとられる気がする。
その上世間には、英語の教材や勉強方法がこれでもか!と溢れており、ますますどうすれば良いか分からなくなる。
(そして、もっと良い勉強方法があるはず!と教材(主に書籍)をどんどん購入してしまう…)。
この辺りはだいたい取り組みましたよ…。
NHKの「しごとの基礎英語」とかも観てたー。
これは普通に番組自体が面白かったです。
でも今思うに、根幹部分がすごいぐらついていたのだと思う。
その状態で、どんどん草木を植えても、結局基礎(高校英語含)が分かっていないから、身につかないという。
大人の英語学習というと、ほぼ「英会話」と「パーソナルトレーニング」しかないが、
違うんだよ。
もっと基礎的な事を塾っぽい形態で学びたいのだよ…!
だって結局、英会話もパーソナルトレーニングも、高校英語までを完全にしていないと手も足も出ないのではと思われ。
これからたぶん日本は凋落する一方だと思われるので、
学生さんは本当に、高校英語くらいまではちゃんとやっておいた方が良いと思う。
高校英語をちゃんとやる=学び方までを知る
ということですね。
大人になってからだと、各々でスタート地点が全然違うので、なかなか自分の弱点や取り組み方法が分からないので。
そして塾や予備校に通ったことがないと、「品質が担保された勉強」に一度も触れて来なかったのだなと今更ながらに思います。
学校の先生の教え方がダメだとは全然言わないですが、やっぱりそれなりのお金を払って受ける授業はまた世界が違うのだと思う。
だって、モリテツさんの講義を視聴して、
え。ちょっとまって。こんなにわかりやすくて面白いの…?!
と衝撃を受けましたもの。
過去何冊も解説書を読んだものの、自分の中で形作られていなかったものが、すごいスピードではっきりした形になって行くのが分かるのはすごい。
続きが気になる!もっと知りたい!
と思わせるのもすごい。
おまけ 学習動画でモチベーションを上げる
モリテツさん繋がりで、勉強関連動画がどんどこレコメンドされて来るのですが、おススメはこの辺り。
ドラゴン細井さんとモリテツさんの会話は仲良しで良き!
しかも話していることはすごいまとも(塾講師だから当たり前かもですが…)。
ドラゴン細井さんの勢いだけの実践英語も元気が出る~!
文法の勉強方法に悩んでいるかたはこの辺りもぜひ。
また、ある程度の時間が確保できるのならば「社会人の隙間時間勉強法」とかではなく、「大学受験の勉強方法」の方が激しくおすすめです。
おまけ スタディプランナーのすすめ
せっかく勉強をするなら「スタディプランナー」を作って勉強記録を付けましょう。
市販のものよりも、汎用性が高いシステム手帳がおすすめです。
その記事はいずれまた!
それではみなさん、楽しい英語学習を~!