「甘酸っぱさ」の象徴mixi(でも楽しかったよ!)
mixiって本当に今となっては甘酸っぱい響きです。
当時あのオレンジ色でレイアウトされた画面を見る度にどきどきしたものですよね。
当時バイト先の友人たちと大いにハマり、当時はガラケーだった事もあり、パケ代がエラい事になったのも良き思い出です。
ネットリテラシーの必要性が叫ばれて久しいですが、よくよく思い返すと自分はそれをmixiのコミュニティで学んだ気がします。
mixiには同じ趣味同士のメンバーで構成される「コミュニティ」なるものがあった
結構たくさんのコミュニティに入っていました。
好きなアーティスト、本、自転車関連、着物関連などなど。
長期に通ったフラメンコ教室もmixiで見つけましたよ。
情報収集にはもってこいでしたし、知らない者同士でも同じ趣味の話題で話が盛り上がると楽しかった気がします。
「コミュニティ」に自身が立てたスレッドに対してツッコミが来て、問題解消に1日かかった
当時ある劇団にハマっていた自分は、舞台を観たままのテンションでそのコミュニティにあるスレッドを立てたのです。
しばらくすると、同コミュニティメンバーのかたから、
「それはネタバレになるので、スレッド名に(※ネタバレを含みます)と付けなくてはダメなのでは?」とツッコミが入ったのですね。
この時点で、あれ。これは若干面倒くさいなと思いつつ、あくまで謙虚に、
それもそうですよね、すみません。コミュニティ主催者に連絡をします、と返信(スレッド名は主催者でなければ変えられなかった気が)
↓
コミュニティ主催者に連絡
↓
ではスレッド名を変更しますね、と連絡をいただたく
↓
スレッド名が変更されたのを確認
↓
ツッコミを送って来た方に修正した旨を連絡
↓
確認しました、の返信
↓
主催者のかたとツッコミを送って来たかたに、今回はご迷惑をかけて大変申し訳なかったです、と謝罪
こういったネット上でのやり取りを行ったのが初めてだった事もあり、これらを完了させるまでにほぼ1日かかり、
うっわ、コミュニティ(ネット)って面倒くさい...!
自分が良かれと思った事でも、別の人から見たら全然そうじゃない事もあるんだ
と初めて思い至りました。
考えてみれは、そりゃそうですよね〜。
だってmixiと関わる以前は、リアルでしか人と関わっていなかったので、誤りがあった場合などはその場で訂正や謝罪などをすることができていたのですから。
そこから学んだことがたぶん現代の「ネットリテラシー」なのだと思う
結果、
人からの共感なんてものはネット上での共有の場(コミュニティなど)で求めなくて良いよなー
と思い、以降は絶対にスレッドを立てたりしませんでした。
同時に、顔出しや住所が特定できそうな画像をネットに上げるなんてもっての他なんだ、とも思ったのでした。
だってどこでどうなるか分からない。
現在から見れば、上記のコミュニティでのやり取りなんて甘い状況かもしれないですが、何か本当に当時は思い知った出来事だったのでした。
以降は、以下を信条にネットの世界をフラフラしています。
- 発信するならあくまで自分のスペース内で(Twitterやブログなどですね)
- 見ず知らずの他者へ言葉でのメッセージは送らない(「イイネ!」などのリアクションなら問題なし)
たぶんネットを使っている誰しも、
ネットの世界でのぼんやりと存在しているルールのようなもの。
そこは知人や自分の意見を受け入れてくれるだけの人がいる場ではなく、自分と真逆の価値観を持っている人も確かにいるのだ、という事を一度は身を持って体感する事は結構大事なのではないかと思っています。
(でも現代では、「身を持って知った」時点では手遅れな場合もあるのかもしれませんけれど...。)
でも基本全ては
触らぬ神に祟りなし
だよなと思っていますよ。
燃えそうな場には近づかない。
自分から燃料投下なんて絶対にしない。
仮にそこでマウントを取れても自身が一般人である限り、リアルの生活に何のプラス要素もないとしてネットの海を泳いで行きたいです。