どうも。
自分のノートPCが不調なことと(10年使っているので普通に経年劣化)、スピード感!のEMさんの影響で、パソコンを新しく購入することにしました。
…と言っても、EMさんと同じMacを購入する!とかではなくて、
何か思いついた時に、速攻で企画書を書いたり、ZINEを作りたいかも…、と思った次第。
だがわたしはPCのスペックには全く興味がないもので、何を購入したら良いかさっぱり分からんち(普通に使えればそれで良いのだ…)。
MacBook Air辺りなら間違いないのでしょうが、スマホとPCには極力お金をかけたくないのですよね~…。
Macお高い。
特に誰も書いてないが、Macの長所って「選ぶ種類の少なさ」にもあると思うの。
だってまずMacBook AirかMacBook PROかを選んで、後は細かいスペックを決めていけば良い、…のでしょ…?
分からんけど。(でもオーダー画面からはそんなイメージを抱く。)
Windowsとなると、スペックとかブランドとかムチャクチャ種類があるので、PCに興味がないと選ぶのが本当にしんどい。
ネットで調べても、自分の用途に何がどれくらい必要か分からんのよ…。
すごーく前ならVAIOとか買っちゃったかもしれんが(ベン・ウィショーさん(007のQ)が使っていたので、おそろい!)、今のVAIOは見る影もなく…。
という訳で、百聞は一見に如かず、で横浜の家大手電屋さんに行ってきました。
必要・不要項目をスマホのメモ帳にざっと書き出していざ。
ちなみに書き出したことはこんな感じ。
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■あると望ましいこと・もの
- 軽さ(ある程度の)
- Adobe利用(Photoshop、Illustrator※3Dはほぼ使わない。)
- Figma利用
- 音声編集
- サイドにテンキー
- ヘッドフォン端子
- DVD挿入口(あれば)
- USBポート
- 型落ちでもOK
■なしでOK
- タッチペン
- 2in1
- 国産でなくても良い
- Officeソフト
- 動画編集
- ゲームしない
■その他
- 16インチ(モニターに繋がないでも作業などできる大きさ)
- 外付けHDDは持ってる
- 予算10万円前半まで
- 今は10年前のHPを使っている
↓このあたりとか?
IdeaPad Slim 5i Gen 9 (15.3型 Intel)
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2店舗で比較したのですが、
1店舗目は、最初に案内してくださった店員さんが、ムチャクチャ良い対応でした。
もうこれで決め!かしら?と思っていたのだが、ブランド専門スタッフさんにバトンタッチされた後がちょっと微妙だった…。
見積もりを出す時間も結構長くて、せめて座って待たせてくれって思いましたし、話も大して盛り上がらない=その製品の良さもよく分からなかったのですよね~…。
いったん保留として、見積もりだけをいただきました。
2店舗目でもメモを見せながら、これくらいものがたぶん欲しいのですが。
ちなみに別店舗でもらった見積もりはこんな感じです、
と喋っている間、店員さんの反応が「無」だったもので、
れれれ。これは声をかけた相手がハズレだったかも…、とか一瞬思ったのですが、
全部聞き終えた後、ムチャクチャ詳細な話やら、ユーモアを交えての冗談やら、別案やらを出してくださりました。
見積もりを出す際、他ブランドの店員さんと仲良しなやり取りをしてて、見ていてそれも楽し!
彼らは、過去かなりの高確率で遭遇して来た、
「細身で一見無愛想に見えるが、話すととても気さくでフレンドリー。しかも陽気なSEさん(とは言え、どこかマニアックな空気も纏っている)」という感じでしたよ。
こうゆうかたたちすきなのだよな~。
最終的に3人のかたたちがキャッキャッしながら(全員別ブランド担当だった…)、わたしの曖昧模糊でスペックに対してのやる気があまり見られないPC購入話をまとめてくれました。
「本体の色とか拘りないです」
「Adobeが普通に動くくらいなら問題ないです」
「安ければ安いほど良いです」
とか、言いまくってすみません、どーも。
・
1店舗目のPCと、
2店舗目のPCで、紹介されたスペックと価格がほぼ同じながら、
もうここ(2店舗目)で購入しちゃお~、と思ったのって、結局その場での「体験」なのだと思う。
気さくに相談に乗ってくれて、
別案も出してくれて、
何やら本人たちも楽しんでるようすなのが良かったですし、楽しかった。
(しかも「自分が売っているブランドは対象外ですけど、手慰み程度に紹介させてください」と言われたのには笑った。)
最終的に、
「何かもうこれで良い気がしてきました…、これください。」
「ですね~、自分も恐らくそれで良いかと思いますよ、」←この一押しってめためた大事
でfix!
高い買い物は、当然熟考が必要なのだが、これ以上のものは出ないだろうな、と引き際を決めるのは、「その場の雰囲気」も大いにあると思う。
こちらも会話が楽しくて、製品のことも知れて、納得した上での買い物ができる。
店員さんも、自分の説明で相手が納得した物を販売できる。
これって、何かとてもすてきな世界だと思うのだがどう?
今後のリアル店舗の役割って、改めて「すてきな(納得できる)買い物体験の提供」なのだと思った。
これはAIにはまだできまいて…。
となると、こういった販売能力が高い人がすごい高給取りになる未来が来そうな気もする。
とはいえ、コミュニケーションスキルなんてものは、相手にとって合う・合わないが絶対にあるので、難しいとは思うのですけれどね(万人が気持ち良いと思う接客などない)。
でも「UI UX Camp!」でヤコブ・ニールセンも、
「ハード面は全面的にAIで。ソフト面は人間がますます担うようになっていくと思う、」って言ってたよ。