
どうも。
「新機動戦記ガンダムW」が30周年ですねーって一部で盛り上がっているようで、そういえば昔どハマりしていたなぁ…(最初の10話くらいまで…)、というノスタルジーから「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇」を宅配レンタルですよ。
以下TV版とエンドレスワルツの感想を箇条書きです(ほぼ否定的な感想ですので、作品がおすきなかたは回避してください…)。
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- オペレーションメテオってんで、ガンダムチームがテロリストである、という設定は当時大変に衝撃だった。
- 10話(「ヒイロ閃光に散る」)までは本当に!先が見えないし、関係性も複雑(そう)で、とても面白かったのだよ…!
- OZの支配によりコロニーの人たちが皆苦しんでいるのです、という状況がよく分からなかった。
- セリフが全部「言っているだけ感」。てか10話まではそれさえも味だった気がするのだが…。
- というか、全体のお膳立てはすごーく良かった気がするのに(マグアナック隊とか、OZだからドロシーちゃんとか、トレーズ閣下の変人っぷりとか、レディ・アンのビフォーアフターとか)10話以降は、すごい空っぽだった気がするのはなぜなんだろう。
- 世界を語っているくせに、半径5メートルくらいの世界で物語が進んで行く感じだから?
- 当時「羊のドリー(クローン)」が流行っており、ヒイロも暗殺されたヒイロ・ユイのクローンであるという設定が、途中まであったようなのだが(その設定はイキのが良かった気がする)。
- 戦争ってなんだっけ、平和ってなんだっけ、と、作品の中身が空っぽなだけに(すみません…)、逆に考えさせられる。
- ガンダム開発者のおっちゃんたちの個性溢れるルックがすきだったー。
- ガンダムチーム、老若男女問わず人種も国籍ももっと多様で良かったのでは(これより前に作られたF91のが多様性があったような)。
- カトキハジメさんの羽根付きのガンダムデザインは、デザイナー自身が本当に楽しそうだよな…!
- ぶっちゃけTV版の10話以降はほとんど追っておらず…。寧ろ当時コミケで発見した、二次創作作品のがキャラやら自作設定が大変に秀逸だったのよ(何度も読み返して未だに内容を覚えておる)。
- 当時本屋で売っていたアンソロジー本は、諸々ギャグで、それらが本当に面白かった(羽崎やすみさーん。藤たまきさんもすきだったー。)
- てか当時お子様向けの雑誌で連載されていたマンガの方が、アニメより芯がしっかりして面白かった記憶が(五飛とデュオが仲良かったりして、関係性も独自路線を歩んでいた)。
- エンドレスワルツの衣装デザインはすてきよ。
- OVAだけあって、作画がずっとうつくしい。
- エンドレスワルツのマリーメイヤさまも設定(トレーズ閣下のお子)だけは良かったのだが…だが…。
- モビルスーツで戦いながら、「誰も殺さない」とか無理やろ、って思う。
- 大塚さんのナレーションすき(「アフターコロニー195年…」で始まるやつ)。
- ゼクスの前髪がウザい。
- ノインの横山智佐さんって、最近お見掛けしないよな。
- ガンダムチームの皆さん、輸送機やモビルスーツをかんたんに奪取しすぎ。対する相手も簡単に奪取されすぎ。
- 敗戦処理がない世界。
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とかとか。
開始当初は、ファーストガンダムみたいに重たくて面倒くさい話になるのかと大変に期待しており、
デュオは精神崩壊を起こすのでは?とか、
キャスリンちゃんはトロワのオペレーションに巻き込まれて殺されちゃうんじゃないかな、とか、
カトルの姉(すごいたくさんいる設定だったような)は順番に死んでしまうんじゃないかな~とか、
それによってカトルがプッツンして闇落ちするのではとか、
五飛には一族の中に幼い婚約者とかいそうだよなーとか、
リリーナ様は養父(ドーリアン氏)たちに実はすごい蟠りを抱えていたんじゃないかな、とか、
もぉ大変に止まらない妄想をずっと抱えていたのだが、どれも全く当たらなかったですよ。切ねえ。
てか面白くなる要素はいくらでもあったと、書き出してみて改めて思う。
このかたのnoteを読むに、大人の事情もあったようだが…。
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という訳で、良くも悪くも、何かすごい色々と30年前のことを思い出した「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇」視聴でした~。
懐かし!
追記:
てかこのOPは、今観てもすごいわくわくしちゃうぞ…!