「確認」した?

人生で大切なことは、自身での「確認」である、という心情の元、気になったもの・ことへは、全力で駆け寄って行きます。

それが言語化された瞬間、「謎はすべて解けた!」と叫びたかった(UIデザイン意見交換会議について)

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新しい出向先で、昨年からどーにも腑に落ちないな~…と思っていた件について、今日やっとそれが言語化されましたよ…!
祝杯☆

何かと言うと、
初見のWebページの構成書をぽいっと渡されて、今からどんどん意見を言って!と言われる会議体が腑に落ちなていなかった~。

デザイン業務に加えてUIデザイン的な事もやってはいるので、その会議に誘っていただいている次第なのですがね。
毎回言う事がなく完全に沈黙ですよ。
デザイナーという肩書なのに、この場で意見を思いつかない自分がダメダメなのかな~…とか思っていたのですが、

違った。
前提条件がそもそもおかしかった。

だってわたしは、
前後の繋がりも、
その役割も、
優先順位も、
他部署との忖度関係も、
何一つね、共有されていない中で、初見の構成書について意見なんてある訳がねえ。

それがたまたま本日このかたの記事内のパワポ資料「UI設計の土台になる考え方」を熟読して、去年からもやっとしてた部分がはっきりと言語化されましたよ(今まで読んだUIUX関連本のどれよりも分かりやすい資料だった…!)。

toksato.hatenablog.com

  • 前後のUXデザインを考える
  • その前に全体のUXデザインを考える

↑これがね、
もぉおおおお!本当に重要。
というか、それを考えないと(事前に情報がないと)お話にならないという事。

去年から散々場数(沈黙状態の)を踏んではいるので、
もしかして前後関係を知っていないと意見なんて持てないのでは…?と薄っすら思ってはいたのですよね~。
でもわたし以外のかたたちは、ある程度情報を取得しているので、
え?これが当たり前の世界なんだよ?
という雰囲気の中で進んで行く会議の息苦しさったら…!
デザイナーだから初見でも分かるでしょう?と恐らく周囲は考えていると思われるのですが、
デザイナーだからって、初見資料を見た直後に分かることなんてそうそうある訳がない。
あ。次はそうゆう企画があるんだー、程度ですぜ。
特にUIデザインなんて、決して見た目だけの話をしている訳ではありますまい。

デザイナーに限らず、誰に対しても会議で意見を求めるなら、

  • 資料提供と情報共有を事前に行う
  • 当日の会議では、お渡しした構成書が適切かどうかの意見交換をします

という話を前もって共有していただかないとお話にならんのだ~、という事を明日主張する。

 

「もしかしたらそうなのでは、」と薄っすら思いつつも、自分が自信を持てずにいた事が他者によって言語化されるってすごい。強い。

でもこの「言語化の強さ」の実感は、昨年から散々ジタバタしたおかげで持てたのかしらん、と思ったりしているのですけれどね。
書いてある事に目を通して理解する事と、
それを実感として受け止める事って
やっぱり天と地とほどの差がある訳で。

そうなって来ると、あの息苦しさや、納得いかない感を抱えていた事も、全然無駄でなかったのだと思う。

Let's enjoy the design together!