「確認」した?

人生で大切なことは、自身での「確認」である、という心情の元、気になったもの・ことへは、全力で駆け寄って行きます。

真っ当なPMの下に一度でも付くと、真っ当な働きかたが身につくと思った

どうも。

最近関わったDir兼アートディレクターの進め方やら考え方が本当にいまいちで、

ぎゃー、ちょお短納期の中、こんなやり方全然ダメなのわたしでも分かる~、
とくさとさんのブログとか読んでおくれよ~、

という記事を書いたら、何とPodcastで取り上げていただきました(ありがとうございます!)。

Podcastですと、より詳しいお話が聴けて大変有意義でした。
3回くらい聴いて、重要な部分はメモを取って、Slackのマイスペースに保存です。

過去回も聴きまして、
#8 Webディレクターの「自分が頑張ればいい」は、ダメ。」にはそうだそうだと頷きしかないです。

だって今まさにその状態が展開されており(くだんのDirとは別のかた)、

残業してWFは書くわ、
無理なスケジュール調整に毎回応じるわ、
元がデザイナーだからちょっとしたデザイン修正をやってしまうわで、

あなた何時までSlack飛ばしているの??

というのが常態化しているのですよね~。

再三、
リソースが全然足りていません、って上に積極的に訴えようよ(本人が残業して解決はダメ)、と言ってはいるのですがなかなか通じない…。
いや訴えてはいるようなのだが、言っても変わらないし、とも思っているもよう。

いやいやいや。
改善されるまで言うのだよ(言わないと上が現状の把握をできない。解決できたかと思っちゃう)。

だってあなたの後任の「誰か」は、
それらのすべてに対応できないと、ダメな状態になっているじゃん(元々の役割的にデザイナースキルは求められていない)。

というのが、まさにとくさとさんが「ダメ!絶対!」と言っている事と同じだわ…と思ったという。

とはいえ、過去の自分も、その「何でもやっちゃうDir」と同じ思考を持っていたのですよね。
自分がやれば良いじゃん、的な。

これって一度小規模な制作会社に勤めると、陥りがちな思考なのではと思います。
だって、訴えたところで体制や業務を調整する余地がないと、自分でやるしかない…とか思っちゃいますものね。
じっさい、自分もすごーく小規模な制作会社(そして薄給)にいたので分かる…。
いえ、ちゃんとした制作会社なら規模が小さくても、そのあたりの調整もできるのだとは思うのですが。

転職でたまたま大きめの企業に潜り込めて(ニート中、シェアハウスのリビングでころころしていたら、シェアメイトに今の会社を紹介された)、
たまたまものすごーく有能なPMの下についた時から、思考が変わった…と思っています。

そのかたはしょっちゅう、

「みんなが気持ちよく働ける場を作るのが、自分の仕事だから、」

と言っており、本当にその通りの行動をしていたのでした。
そいでそれらの行動の中にひとつに、「「自分が頑張ればいい」は、ダメ。」も含まれていた訳でして。

そのかたを間近で見ていて、何度も、

あ。そうやって考えて、行動して良いんだ、と思ったのですよね。

業界知識も広く(マーケティングにムチャクチャ詳しかった)、信頼もできる人の思考の影響なんて、モロに受けるに決まっているじゃない…!

という訳で、リソースや納期問題やどうやってデザインするかとか、まだ薄っすらと蔓延っているハラスメントについてなど。
自分はいちいち突っ込んで行くので、一部では煙たい存在…なのかもしれない…。

でもさー、やっぱり現場を良くしようよ、働きやすくしようよ、ってことについて、一人ひとりの自覚も必要なのではないかと。

Z世代についてはよく分からないですが、同年代はまだまだ自分で作業して解決!感がぬぐいきれぬよ。

そして薄っすらハラスメントも残っているよ(え?これコミュニケーションだよ?という感覚。いやそれはなしやで…)

もうそのPMの下でみんな働いてみてー!(すごい良い影響を受けるから!)と思っていたのですが、そのかたは転職されて行きました。なんと。

一緒の職場に居られなくなったのは残念ですが、その人からは「働く上での指針」(しかも良質な羅針盤)みたいなものをはっきりと示してもらえた、と思っています。
現場へのアサインなんて運の要素も強いと思うので、あの出会いはすごいラッキーだったのだ…と思わずにいられませんよ。

分かってはいてもできない(現状改善のために行動しない・できない)、って、それをリアルに実践していた人が身近にいないと難しいのでは、とも思いますよね。
たぶん、理論的には分かってはいても、確信が持てない…、的な…?

わたしの力や影響力なんて大変に微弱だとは思いますが、みんなで幸せになるために、どんどん改善して行こうよ~!(無理があるなら上にちゃんと伝えたり、ハラスメントを受け流したりしない)、という運動は続けていきたいです。

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