コラム【column】
新聞・雑誌で、短い評論などを掲載する欄。また、囲み記事。
雑誌「HOUYHNHNM Unplugged (フイナム・アンプラグド)」のコラムページをだらだら読みながら、
あー、こうゆう何でもない記事をひたすら読みたかったんだよなーと思ったのでした。
ネット上で見かける記事(ブログ含む)は、タイトルにとても惹かれても、内容はスカスカな場合が多くないですか。
それらは一般人の手で書かれた可能性も多分にあるので、そこまでのクオリティを求めてはいけないのかもしれないのですが。
翻って、たくさんの人の手が加わって、
「一定以上のクオリティが担保された文章(仕事として完成されたもの)」は、さり気なさの中にも、どこか面白味と読み応えがあるのですよね。
昔の雑誌「relux(リラックス)」なんて誌面上のコラム(エッセイ?)率が異常に高くて、大変テキトーっぽい記事もたくさんあったが、今思うと全然テキトーなんかじゃないのだろうな(プロが全部校正していたのかと思うと…!)。
当時あの膨大なコラムをちょっとずつ読み進めるのが大変楽しみで、読んでも読んでもまだある!という喜びを噛み締めておりましたの。
今はそれこそネットで誰もが文章を書いたり発信ができるから、あんなに他愛がなさすぎる(だがどこかユーモアもあるプロの技のような?)話は誌面に載りづらいのかなとも思ったりです。
という訳で、「HOUYHNHNM Unplugged 」のコラムを読んで、
蕎麦屋へ行きたい…!
と強く思ってしまいましたよ。
なぜなら、
昼のちょい飲みや、汎用性の高さには(例えばちょっと原稿を広げて作業をしても許される場)、蕎麦屋が大変オススメだよー、とそのコラムに書いてあったので。
わたしは出先で、
休憩がてらちょっとだけお酒が飲みたい、食事も少しだけ食べたい、
という場合が多いのですが、
そうなった時、ファミレスではないし、パスタ屋でもないし、ファストフードはお酒がないところが多いし、という悩みを抱えていたの!密かに!!
蕎麦屋は完全に盲点だった…。
蕎麦屋のことがもっと知りたくなってしまって、池波正太郎さんの著書「散歩のとき何か食べたくなって」を衝動的に買ってしまったわ。
日本酒&肴→〆の蕎麦、とか絶対丁度良く楽しそう…!
いったんは、近場での散歩がてらに立ち寄れそうな蕎麦屋さんの開拓に走りますよー。