「確認」した?

人生で大切なことは、自身での「確認」である、という心情の元、気になったもの・ことへは、全力で駆け寄って行きます。

エレクトリカルパレードは「もう革命しかないもんね」から始まった

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実際この本を見て、
あ。僕その著者知ってますよ。とさらっという人が、初めての飲み相手である確率ってどれほどなんでしょう。

しかも日頃から意気投合していた訳でもなく、緊急事態宣言が開けたからいったんお店に飲みに行こう!(誰でも良いから(…))とお互い思っている状況で、ですぜ。

待ち合わせの間読んでいたので、相手が到着時「何読んでいたんですか?」とはまぁ社交辞令で聞いて来るよね、と思っていたのですけれど、著者・森元斎さんを知っていると来たもんだ。
そこから始まる彼の大学での研究話(もろアナキズムに近い事とかやっていたもよう)や、現代政治、社会学者の話、サンセットの写真は素敵だよねー(と見せ合いっこ)、
書を捨てよ町へ出よう、でなはく、書を持って町へ出よう、だと思うんですよー(なので完全な身軽スタイルにはなれない)、という話とか。
会社や仕事の話はほぼ出て来ず。
つまりわたしが話したいと思っていた話題のオンパレードよ。
日本酒を飲みながら、エレクトリカルパレードかというくらい、きらっきらした話題が次から次へと出てきて、嬉しい誤算すぎる飲み会だった(ありがとう!)。

そいで今回おもしろいと思った事は、
最初の価値観を探り合うきかっけが、本だったということ。
しかもだいぶメジャーではない本ね。
この日普通に通勤用として、探偵小説「ナイトホークス」を持って行こうかとも思っていたのだが、そうしたらまた違う話題になっていたのかなーとか。
本がきっかけでもないとアナキズム論を初回の飲み会でなんて話さないし、2人だけだったから成り立った場だとも思うので運命的ではある(こうゆう話題って本当に人を選ぶよね)。

ちなみに自分は今特にアナキストという訳はなく、
表紙のイラストレーターさんのお仕事情報をキャッチ

そこからの興味
という不純な動機で本書を手に取ったのです、すみません。
でもアナキズムには元々興味津々ではあり、本自体とてもおもしろく共感も大いにしたので、カレーをスパイスから作って、新宿のIRAにも行ってみたい。

お金を貯める方法を調査し始めた2021年だったのだが、
グーグルアドセンスの広告は挟み込まれていると、ブログはムチャクチャ読みづらいし(あれクリックしている人はいるのだろーか)、
残業しすぎて金銭感覚がおかしくなるしで、
これはもう資本主義経済から脱却だー!なんて思ったりしている2021年末期なのだった(その一環のデッサン教室通いでもあったりする)。

 

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雑誌「ちゃぶ台」でもアナキズム関連特集していましたね。