哲学と美術をちゃんと学びたいと思いまして。
美大の通信(ムサビか京都芸術大学)も考えたのだが、学費がお高い&方向性が微妙に違うかもなーと。
放送大学だと語学講座もあるし、学費に手が届く範囲なので、お試しでいったん入学してみる価値があるような気がしている。
てゆか「放送大学」という名称がどうにも前時代的な響きで胡散臭く感じてしまい、今までまったく視野に入れていなかったのですけれど。
調べ始めると、実際通っている人のブログでもなかなか高評価だし、万人に学問の道が開かれているのも良き。
「習い事」ではなく、「学業」をしたいと思った時に、社会人が学べる場ってあまりなくないですか?
大学の公開講座などは多少あるのだが、通える曜日が合わなかったり、場所が遠かったりと、何というハードルの高さ。
Photoshop・Illustratorの使い方、とかだったら独学でも良いのだが、
思考的なもの?はやっぱりプロから学んでみたい。
そいでこの国はもっと「社会人が働きながら本格的な学問を学べる場」を作るべきなのではと思う。
社会人になると、どーにも、自己啓発やビジネススキルに偏りがちになり、思考・文学・芸術(つまり経済を回すのには不要なもの)に触れる機会が圧倒的に少なくなる。
ビジネスにまったく関係ないことだって、「知る・学ぶ」ということには大いなる価値があると思う。
それこそ人生100年時代とか言うならば、一生学び続けられる環境整備をした方が、国民の幸福度が上がるのではと思うのですがどうでしょう。
「習い事」は巷に溢れるほどあるのだが、同じくらい「学業」をできる場も増えてほしいなー。
思えば今年度の始めは、経済に強くなるぞー!とか思っていたのだが、夏くらいに資本主義経済に完全に嫌気がさして、気づくと美術とか絵描き方面に向けて全力ダッシュしているのだった(人生って摩訶不思議アドベンチャーね)。