
(※以下ネタバレを含みます)
どうも。
ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」をようやく読了しました。
当時(2019年…!)NHK「100de名著」で見かけてから、ずーっと気になっていたのですよね。
ちなみに当時は、いつか絶対本を読もうと、結末回は観ていませんでした。
以下「カラマーゾフの兄弟」読了までの道のり
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「100de名著」視聴(2話まで)
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書籍購入(上中下巻)
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上・中巻でいったん挫折&長らく放置
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再度手を付けるも、下巻の裁判シーンで挫ける
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いったん読書を諦めて「100de名著」を最終回まで視聴
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下巻読了
というなかなかの道のりでした~。積読期間長っ。
上中下巻をネットオフで購入したのですが、下巻のみが旧版で、行間が詰まっている&フォントが小っさい…(10ポイントくらい?)。
これ昔のお年寄りは読めていたのかしら…と毎回思うが、スマホやPCがない時代だから、視力がそこまで落ちている人がいなかった、とか、寿命がそこまで長くなかった、とかあるのだろうなーとかも思う。
装丁については、旧版(下巻・右端)は表紙がちょっと地味で、新版は表紙デザインが今時!って感じですよね(上手い!と膝を叩きたくなるデザイン)。
本屋勤めの友人曰く「100de名著」が放送されてから、書籍がバカ売れしたらしいです。
それまでは全く売れなかったのに!とのこと…。
絶対「100de名著」効果の上に、表紙デザイン効果もあると思うぞ…!
で、感想とか考察ができるほど読み込めていないので、それはそのうちとして「100de名著」とじっさいの書籍を読んでの所感など。
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- 「100de名著」は、当時の社会情勢やドストエフスキーのバックグラウンドを紹介してくれるので深みが増す。
- 途中差し込まれるゴシック風なイラストのアニメーションも世界観に合っている。デザインもすき。
- 人物相関図などを示してくれるのでわかりやすい(これ誰だっけ?に陥りにくい)。
- 「父親殺し」など気になるキーワードを取り出しており、興味が湧く。
- 見落としがちな作者の拘りを拾い上げてくれる(イワンには愛称がない、とか言われるまで気付かなった…)。
- 朗読する俳優さんが毎回上手い(「アンネの日記」の満島ひかりさんや「華氏451度」の朝倉あきさんも大変に印象的だった)。
- ラストの「カラマーゾフ、万歳!」の津田寛治さんの朗読とその意図に震えた…!(そこが読みたくて、裁判シーンから先に進めた)。
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…と「100de名著」をべた褒めではあるのですが、番組を視聴しているときは、なるほどー!と思っても、いざ読書に取り掛かると、やっぱりすごい脚色されている事が分かるのですよね。
そりゃ上中下巻を100分にまとめているからそうはなるとは思うのだが。
わたしが挫折しかけた裁判シーン(とても長い)はほぼ取り上げられてなかったもんなー。
何度も宴を開くシーン(そこまでが長い)も、だいぶ短くなっていたり。
そいで進行役の伊集院光は大変に頭の良いかただと思うし、番組構成上の話かもしれないが、あそこまで長い話を脚色したものの上に鋭い指摘をしても、えー、この番組だけでそれを言っても…とか、無粋なツッコミをしてしまう。
もっと短い本でしたらそうは思わないのですが、わたしがえっちらおっちら最後まで漕ぎつけて、まだ全然足りないと思っているのに、この番組内だけで分かられてたまるか、とか思わないこともない(じっさい伊集院光もちゃんと読了しているのかもしれないが)。
裏事情は分からないが「そう見えてしまう」、のがちょっと残念。
そいで「100de名著」自体は大変優良なコンテンツだと思うが、これだけで全部を分かった気になるのは危険だし、もったいない気もする。
番組では紹介されていない部分や、書籍で読んだ時と番組との乖離感はやっぱりあって、それは自分で読まないと分からない世界。
じっさい読んで、本当にその本を味わう事ができるのだと思う。
逆にめためた読み込んでいる本を「100de名著」で観ると、ちょっと物足りなさを感じるのはそれが原因かもと。
(「戦争は女の顔をしていない」などは、番組より書籍の方が断然良いと思ってしまった。)
とは言えこの番組繋がりで、今まで手を付けようとも思わなかった本と出会えているので大感謝です…!
「100de名著」を入口として、そこからすてきな読書体験をぜひ~。
▼色んなかたが訳している。翻訳者によって作品の印象も変わるのかしら…、と興味津々。
てか上中下巻で、下巻だけ新デザインではなかったのは、そこまで辿り着けた人が少なかったからでは…?とか思ってしまった(ゆえに新デザインの下巻はネットオフに出回らなかったとかね…)。