
どうも。
お金の使い方にメリハリをつけたい、と思っている今日この頃。
何かというと、物を購入する際、常に「ちょっと良い物」に引っ張られすぎる、ということ。
ちょっと良い物=ちょっとお高い物
で、「ちょっと良い物」ばかりを選んでいると、ムダに支出額が増えるのですよね~。
お金があれば「常に良い物を選ぶ」が正解かもですが、自分の経済状況でそんなことをやれば破産する訳で。
そいでよく、
「ときめく物」には、お金を使ってOK!とかも見かけるが、
「ときめく物」ではなくて、人生で「優先順位が高い行動」に付随するモノ・コトにお金を使う、が正解なのではと思う。
例えば、
今年はSUPサーフィンに生きるのだー!
としたら、SUPサーフィンに関してはある程度お高くても良い物(や行動)を選ぶ。
それ以外は、少しの拘りは捨てて安い物を選ぶ、とするような。
図書館で借りた「正しい家計管理」にも、
家計管理は、
- 自分(と家族)が、現在も未来も幸せに暮らすこと。
- 行動ありき。それを予算化する。
- 行動に優先順位をつけていく。
- 満足度の高い支出を追及する。
とゆうような事が書かれており、すごい納得感。
ゆえにこの本はなかなか信用できるのでは…、と思った次第。
なので新年の目標なども、
〇〇円貯金する!
ではなく、
今年の行動の最優先は〇〇(それに対してお金を使う。それ以外は安い物で満足する)。
とした方がメリハリがつけられそうですし、支出にも満足できそう。
2000年前後、服飾関係でよく見かけた(見かけましたよね?)
「服にはお金をかけているが、それ以外はメチャクチャ質素(寧ろ貧乏)」
というスタイルが何か格好良いと思ったのもそうゆう事だったのだなーと思う。
「くちびるから散弾銃」のサカエが7万円のコートを買って、日々のごはんがバナナだけというくだりや、雑誌「流行通信」に連載されていた「着倒れ方丈記」とかがそれですよね。
シャネル、グッチ、エルメス、マルジェラ・・・・・
様々なブランドに覆われた部屋と収集品の累々を取材。
食費を削ってでも収集したいというお気に入りブランド、
ごく普通の生活と一流ブランドが混在する空間とこだわりの光景。「着倒れ方丈記」紹介文より
これらは現代の承認欲求とは方向性が違っていて、
それ(ファッション)がわたしの人生では優先順位1等賞なのー!
として、そのこと(ファッション)に命(お金)を懸けるという、完全に振り切る姿が格好良く見えたのだと思う。
わたしもそうありたい。
売る側にちっとも大切にされないまま、一方的に愛するブランドのために生活を捧げ続ける着倒れ君たち。彼ら幸せな犠牲者から受ける、理屈を超えたポジティブなパワーがなにより眩しく、いとおしい。
「着倒れ方丈記」