「確認」した?

人生で大切なことは、自身での「確認」である、という心情の元、気になったもの・ことへは、全力で駆け寄って行きます。

君は「まんがレポート」を知っているか?(スケッチジャーナルのススメ)

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「まんがレポート」とは、オフライン時代全盛、コミックマーケット(コミケ)のカタログの後ろにどどんと掲載されていたあのイベントレポですよ。

前回のレポを1コマ漫画として一般公募。
それらを細かにジャンル分けして(「家族」「顰蹙」「天気」などムチャクチャ数があった)数十ページに渡り掲載していたアレです。

毎回たくさんのレポが掲載されており、現地に行けなくてもそれを読むだけで相当に楽しかったという。
しかもレポなので、ジャンルやカップリング(…)如何はまったく関係なく読めるというのが秀逸でしたね~。
今思うと、イラストエッセイに近いものだったのかと思います。
インターネットが流行り出して、ある回からまんがレポートページがごそっと消えた日には絶望したのものです。

んで、何を突然そんな事を言いだしたかと言いますと、
1日1絵を気軽に始める手段として、最近「スケッチジャーナル」というものを始めたのですけれどね。
この形状が、コミケカタログの「まんがレポート」そのものだよなーと思ったという。

スケッチジャーナルという言葉と形状は、こちらのオシャレでアート寄りなハヤテノコウジさん著、その名もズバリ「スケッチジャーナル」を読んで始めました。

この本はとにかくページ数が豊富で、中面もとてもカラフル。
更におすすめグッズやたくさんのレイアウトパターンが膨大な数載っているとても良書なのです。
読んでいる途中から、
おヤバい、これはやってみたい…!いや、やらねば!!!
というSHOW★DOが堪りません。

この本には、マンスリー手帳のコマをまず埋めて行きましょう、と書かれていたのですけれど、
いったんはバレットジャーナルとして使っているMDノート(A5方眼)の見開きに、自身でコマ割りをして日々埋める形でやってみてます。
これだと描くことが複数あった日でも、何コマでも自由に使えますし、新しい手帳を購入ぜずとも手軽にも始められるのが良いのですよ。

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1日1絵は過去何度も目標にしつつも、全然続けられなかったのですけれど、
描くコマが小さいと、教科書の落書きに近い感覚でサクサク進められるので大変におすすめです。

思えば一番気楽にやっていた絵を描くスタイルは、
学生時代授業を聴きつつ、その内容を絡めた落書きをするだったワタクシ。
「A5を毎日埋める!」はハードルが高かったのだった、と今更気づきました…。

歴史は繰り返す、ではないですけれど、
過去の楽しかったものが、形や認識を変えて再度現れた事が懐かしくも嬉しい。
しかも当時中学生だった自分は、本当に!アニメ・漫画・イラストの世界しか知らなかったのですけれど、
今はもっとたくさんの事やものを知っていられている、と再確認できるのも嬉しいですね。

懐かしさに思いを馳せつつ、しばらく1日1絵を続けて行きますー。
本当に気軽に始められ、更に「集中すること」は心地良いので、インターネット上で受け身でいる時間をちょっとだけ、別の方向に動かしてみるのも良いかもですよー。

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絵を描くと、世界ははるかに美しくなる
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Let's enjoy drawing too!