「確認」した?

人生で大切なことは、自身での「確認」である、という心情の元、気になったもの・ことへは、全力で駆け寄って行きます。

適切な番組からの情報取得の継続が、時事への理解に繋がるよ

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内田樹さん著「コモンの再生」が良書でした。

現代社会の疑問に内田樹さんが次々と答えて行く、という内容です(「なぜ日本社会は出る杭は打たれるのか?」「なぜ東京都民は不適切な人々を知事に選び続けるのか?」「家を買うなら今ですか?」など)。

 
コロナ以前、
大人なのだからいい加減社会の動きや政治経済を知らねばならぬ、
と漠然と思い、

聖書を読んだり(海外のかたの思考が分かるかと)、
池上彰さんの本を読んでみたり(時事と言えば当時このかたしかアテがなかった)、
土曜日版・日経新聞を読んでみたりして足掻いていたのですけれど。

んんん~、つまり我々は今後どうすれば良いのだ?
教えて、池上彰さん!

なんて思っていたですが、答えはそこにはなかったのだ、という話。

日々TBSラジオ「Session」で、ジリジリする国会答弁や今問題となっている事にも目を背けずに聴いて、
金曜日には「ヒルカラナンデス」と「アシタノカレッジ」で時事にユーモアをプラスして、
専門家のかたがゲストで来られる、津田大介さんの「ポリタスTV」や、神保哲生さん&宮台真司さんの「ビデオニュース・ドットコム」を視聴し、各方面から時事の情報収集をした結果、

我々がどうして行ったら良いのか、という問題に対して、

あぁ、そうゆうことなのかも、

と自身で薄っすらと気付けた、とでも言いますか。

これが答えなのだ!なんて確信と説得力を持って言えるには至っていなのですけれどそれでも、

教えて、池上彰さん!
とは全然思わなくなっていたという進歩。

リアルタイムでの問題に対して、専門家のかたからある程度の時間をかけてじっくりと聴く、という時間を過ごしていれば、自ずと答えが見えて来る、とでも言いますか。

更に各番組で取り上げられてる本や映画をチェックすると、リアルにそれらの問題や、その映画や国を見る角度が変わってきます(直近では映画「東京クルド」「アウシュヴィッツ・レポート」など)。

tokyokurds.jp

auschwitz-report.com

また選挙についても、その意味合いやバックグラウンドを見出せるので、積極的に参加しようという気になりますよ。

「国の大イベント(選挙=祭りである、という考えの元)に参加している」という感覚を新たに知った今、投票券がポストに届くとワクワクして、グーグルカレンダーにスケジューリングしてしまうという浮かれっぷりです。

…と、冒頭の本の紹介からすっかり逸れてしまったですが、「コモンの再生」の著者のかたが書かれている内容が、
日々の情報収集から得た感覚にとても近かったという話なのでした。

過去の自分が読んでも、書かれている事は漠然と理解できたとは思うのですが、
そう思える根拠のようなものがいつの間にか自分の中で育っていたような感じです。

やはり時事を知るには、

  • 継続して知ろうとする事
  • ワイドショーなどの「ショー」ではなく、専門家の話をちゃんと聴くこと
  • それを楽しむこと(実際知的好奇心が満たされてとても楽しい!)
  • 現在の政治経済について問題意識を持つこと

が大事なのではと。

日々うんざりするようなネットニュースや誰でも発信できるTwitterを長々見てしまうのでしたら(過去のわたし)、専門家の話を聴いて、それを考察&わかりやすくまとめてくださるパーソナリティーがいる番組を視聴した方がよっぽど有意義だったよな、と思うのでした。

以上、ネットニュースやTwitterの完全否定ではなくて、
ちょっとの時間を「Session」やその他番組を視聴する時間とするのも良いものですよー、という提案でした(そいで気付くと時事に対するナレッジが貯まっているのです)。

 

記事内で紹介した各番組はこちらから(※一部有料版もあり)。

www.tbsradio.jp

「Session」では最近新しい試みとして、首相会見の実況中継もやっています(会見をフルで観れますし、解説が入ることにより理解が深められるので有り難い。)

www.youtube.com

www.tbsradio.jp


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www.videonews.com


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上記は自己紹介でおすすめ番組としても紹介しています。

www.orange-blog.net

 

 
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