元々は当時の同僚の影響もあり、不労所得を求めて株でもやろうかなーとか思っていたのですよ。
そいで最初は経済関連や世界の宗教関連(世界を相手にするなら、そこに暮らす人達の経済観=宗教観を分からなければという情報にも触れ)の本を読んでいたはずが、いつの間にか時事関連に興味が移行し、気付けばムチャクチャ時事ニュースを追いかけておりました~…。
と言っても、TVからの情報収集ではなく、ほぼ100%ラジオとインターネット動画からなのです。
TVのニュースって、
その問題の発端は何なの?
それで今何が問題なの?ということって、なかなかに伝わりづらくないですか。
ものすごく、“表面を撫ぜるだけの情報”、とでも言いますか。
でもそうではなくて、その問題の本質が知りたい、連綿と続いているであろう政治の動きが知りたい、と思ってしまったのですよね。
近代史をほとんど学校では勉強しなかったもので(日本史は鎌倉時代で終わった…)、第二次世界大戦=日本とアメリカだけの戦争かと思っていたもんなぁ。
んな訳あるかいー。
歴史の中で日本と世界はとても密接に繋がっていて、それぞれで独立して物事が起きていた訳で決してはない。
北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こるってやつですね。
とは言え、どうやって情報をキャッチアップしたら良いかが分からず、
- 日経新聞土曜日版を毎週買う
- 海外の人たちの考えを知るために聖書の解説本を読む(佐藤優☓中村うさぎの本はおもしろかった)
- 経済の歴史や日本の政治本を読む
- 池上彰さんの本を読む
などとジタバタしていた訳なのですけれど。
こうしている間にも日々政治は動いているんだよな、…てことは、日々の政治の動きも追わなければダメなんじゃ、と思ったところで遭遇してしまったTBSラジオ[Session]に。
もぉすごいこの辺りで何度も書いているのですけれど、
専門家のかたをゲストで呼んで、その根本問題から解説してくれる、という部分がわたしにとって正にドンピシャだったのですね。
そんな「Session」を聴き始めてから、1年くらい経ったのですが、いややっぱり複数からの情報源が欲しいよなぁ、と思っていたところで、最近知ったのが「ビデオニュース・ドットコム」なのですが、これがまたおもしろい、もとい、興味深い。
そして更に最近は金曜日の「アシタノカレッジ(金曜日版)」もウキウキと聴いております。
…と言っても、「Session」「ビデオニュース・ドットコム」「アシタノカレッジ(金曜日版)」で、ゲストのかたなど結構被っている部分もあるのですけれどね。
でもこんな放送を流して、このかたたち大丈夫なのか…とか時々思ったり思わなかったり。
いやこのかたたちが大丈夫でなくなった時点で、たぶん国として本当にダメになっている時だとは思うのですけれど。
そいで政治経済に於いて、わたしはこの歳になるまでハッキリとしたものを掴むことができていなかったのですけれど、でも大卒のかたたち(政治経済学部出身とか結構いたような)は、その辺りはきっと分かっているだろうなぁ…とか思っていたのですけれどどうなのでしょう。
でもなー、そうだとしたら、もっとみんな政治に興味を持っていて、投票率とかも一定以上はある状態で、飲み屋とかで政治談義みたいなものがちょっとは繰り広げられていても良いんじゃ…とかも思うのですけれど、そうゆう場面にはついぞ遭遇しないよなー、とも思ったり。
そいで今こんなにたくさんの人が困っているのに、それでもそうゆう話題が職場などでゼロという事はどうゆうことなのだろう。
もうさー、中高生から「Session」「ビデオニュース・ドットコム」「明日のカレッジ」を聴けば良いじゃん。
思い返せば、義務教育+高校生時代って、誰か大人にオススメされたニュースソースなんてものは全然なく(新聞を読めとも言われなかった)、大人になってから、TV以外のどこで情報を得たら良いのか、という事を知るのに、すごい長い時間がかかってしまったような気がする。
池上彰さんの著書も分かりやすいものではあったのですけれど、やっぱり日々情報を追って行かないと、全体の繋がりが見えて来なかったんだよなと。
という訳で、日々ニュースを観てもどこかもやっとしているのだとしたら、以下の番組を激しくオススメします。
世界や政治がなんだ、今の自分の生活だけで精一杯なんだ、という状態だったとしても、
なぜ世界はそうなっているのか、
ではどうしたら良いのか、
窮状に陥った時に、どういった制度が使えるのか、
などを知るためにもぜひ。
あとこれを言ったら不謹慎だとか言われるのかもしれないですが、政治経済の動きを日々聴いていると、主役不在の大河ドラマを観ているような気にさえなってきます。
それで目が離せなくなっている部分も多分にあるような気がしたりしなかったり。
長年、いったいどこから政治経済の情報を得れば良いのかと彷徨ってしまったのですが、(今の所は)いったんこれで大丈夫、と思えるニュースソースを得る事ができた事が嬉しい1年でした。
特に現在のコロナ禍時などは、専門家のかたの詳しい話は心の平穏を得られるので、そういった意味でもオススメです。