放送大学の後期が始まっています。
というか、早くも今月末に通信指導提出期限があります。
(通信指導=中間試験のようなもの。こゆ言葉をもっと分かりやすくした方が良いと思うのだがどうか。)
今期は、
「舞台芸術の魅力」
「社会学概論」
の2科目を学んでいますよ。
「舞台芸術の魅力」は前期履修した「西洋芸術の歴史と理論」と同じ青山昌文さんです。
このかたの講義は映像も豊富で、ただテキストをなぞるだけではないのがとても良き。
映像自体はちょっと古いのですが、西洋芸術作品がそもそも古い訳で、その時代背景や解説なんてそこまで変遷するものでもないので問題なしですね。
「舞台芸術の魅力」は、
'舞台芸術は当時の政治・宗教・思想が深く関わっている'、という概念がもうインタレスト~!
「西洋芸術の歴史と理論」では絵画などが当時の社会や思想を反映していた、なんてのがわたしのツボすぎたのですが、それと同じ匂いを感じる。
わたしは自分が思う以上に政治や社会学に興味があったみたいなのです。
そいで、そこに芸術が絡むなんてもう最高じゃない?って思っておるの。
「社会学論」は、UXデザインと社会学&哲学は結びつく!絶対!という謎の確信を持って履修科目にしてみました。
勝手な固定概念として、
デザイン=物を売るための方法(広告)
とずっと思っていたのですが、最近やっとそうでもない(デザインは問題解決の手段)という事を実感できるようになったので。
地味に過去、ユニバーサルデザインや色彩検定UDの資格取得をしていたのですが、それらとの中間地点をもっと知りたいと思っているのかも。
放送大学で、
UX ✕ 社会学
UX ✕ 哲学
とかの講義を開設してくれないかなぁ、と思っているのですが。
美大だとそういった講義があったりするのですかね~。
テキスト2冊にはしおり紐(スピン)も付けて勉強効率もアップです。
しおり紐って見た目は地味だが、前回勉強した所まですぐにアクセスできるので大変おすすめです。
英語教材とかにも付けまくっています。
このかたの記事を参考にさせていただきました。
放送大学の公式サイトがどうにも掴み所がない感じですので(キレイなのですけれどね)、学生の皆さんのブログの方が伝わることが多いです。
そいでひつこいようですが、
社会人の勉強=ビジネススキル
という図式ばかりが成り立っていると思うのですが、それ以外の学びを増やした方が人生は豊かになるのではと思っています。
この国がこれから衰退するしかない状況の中で、ボロは着てても心は錦、ではないが、
物質的な豊かさより、知的な豊かさを求める方向に向かうのもひとつの手ではないかと。
とは言え、国が豊かにならないと、教育もままならないとも思うのですけれどね。
政治家の皆さん、その辺りをどうぞよろしくお願いします!(と言いたいですけれど、現状全然ダメっぽい空気しかないですよね~。)