
どうも。
最近ミステリーに再びハマっており、アンソニー・ホロヴィッツ作品をほぼ読破した後、京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」を何年振りかに読み返しております。
京極夏彦本とのファーストコンタクトはもう何十年も前で、たぶん一番最初に文庫化された宣伝広告を新聞で見た時だったかと。
その文庫を書店で見かけ、
「この世には、不思議なことなど何もない」
と書かれた帯に惹かれ、手に取った記憶があります。
読み始めたら、戦後という時代設定や濃ゆいキャラクタ達(文筆家・拝み屋・探偵・刑事・編集者など)、緻密な物語の組み立てにどっぷりハマり、あのレンガみたいな厚さの本を全巻読破したのですよね~。
特に「魍魎の匣」の、殺人を犯してしまう動機(「通り物に当たった」という、)の納得感は何かすごかったです…(そうなると、動機を見つけようと悪戦苦闘しているポワロの立場は…?と思ったり)。
暫くご無沙汰していたのですが、思いついて再読したら、やっぱり面白いじゃない…!
手元に残してあった「姑獲鳥の夏」と「魍魎の匣」読後、居ても立っても居られず、過去に手放した「絡新婦の理」「塗仏の宴 宴の支度」「塗仏の宴 宴の始末」を古本屋で再購入です。
そいで、それぞれを約2日で読み切る勢い。
たぶん1冊の読了までに6-7時間かかっているのかと思うのですが、初期に販売されたサイズ(文字組が2段になっている)だと、中古本でめためたお安いですし、フォントサイズも大き目で良い感じ~。
歳のせいか、最近文庫本の文字が読み始め一瞬ぼやける(たぶん照準合わせに時間がかかっている模様…)のですが、このサイズ感だとぼやけないYO!
いったん「塗仏の宴 宴の支度」まで読了です。
過去「夏」と「匣」ばかり読んでいたので、それ以降は結構色々忘れており、再び楽しめている感が良き~。
とは言え、やっぱりわたしの中での1等賞は「夏」と「匣」なのだなぁと(そう思い、以降は過去に手放してしまったのですし)。
それにしても、ふと手が空いた時や昼休みに、さっと取り出して読める「本」という媒体はすごいです。
音声もBGMもなく、ただ紙に文字が書かれているだけなのにすごい鮮明にシーンが浮かんだり、どきどきわくわくして、気付くとあっという間に時間が経っているのもすごい。
作者や訳者によって、本ごとに没入感が全然違うのもある意味で面白いよな~、と。
映画も良いが、やっぱり読書体験もとてもすてきよ、という話でした。
書店に行くと、映画・ドラマの原作本やビジネス書ばかりが積み上げられていますが、それ以外にも面白かったり人生を豊かにしてくれる本は溢れていますよ~。
すてきな読書体験をぜひ。