どうも。
哲学と美術史を学んでみたいのー!と昨年に思い立ち、美大の通信も考えたが、いったんは放送大学で学ぶ事ととしてみました。
放送大学で学ぶ事とした理由は以下です。
- 興味深い講座がたくさんあった
- 学費がお安い
- 会社でUdemyの講座を幾つか受けたが、「オンライン講座」は思いの外分かりやすく便利だった
- 一部で学割が使える(Adobe、アマプラ、映画館でも利用可)
- 実践面は現在通っている絵画教室を継続
入学は年に2回、4月と10月に行われています。
詳しくはこちら。
入学式は(一応)コロナ禍なので、Zoomでの開催でした。
参加は任意で、案内メールから申し込むと前日までにZoomのURLが送られて来ます。
せっかくだし参加するか、くらいのテンションだったのですが、客員教授の方々の話がとても興味深かったです。
IT、ビジネス、自己啓発、利潤追求とは全然関係ない場所から語られるプロフェッショナルの言葉を本当に!お久しぶりに聞きましたよ。
社会人になると、日常の表舞台は完全に資本主義経済に塗れているんだなー、とか改めて思った次第。
だって彼彼女らが祝辞と共に話題に挙げる例が、ミトコンドリアの生態や、音楽への真の関わり方とかなのですよ。
この国では最近、科学や文化的なものが軽んじられている傾向にある気がするのだが(学術会議任命問題とかね)、今日の教授達の話を聞くに、
だからそれが何の役に立つのだ?(経済発展するの?)
と思う気持ちも分からなくもなくもない。
だがそうゆう事を否定して行くと、人間は精神が貧しくなるんじゃないかなーとか思ったのですが、どうでしょう(そしてたぶん国も発展しない)。
経済を回す人たちが科学や文化研究面に対して門外漢だったとしても、
自分はその部分はやらない(できない)から、やっておいてよ(そちらのプロに任せるので)、という鷹揚さが欲しい。
分からない・興味がない=切り捨てる
はあまりに安直なのではないかと…。
そいで、
大学は、考え方や思考の基盤を形成するための場所です
という言葉が印象的でした(そうゆう事をムチャクチャやりたかったので…!)
&Twitterで見かけた早稲田大学入学式の祝辞も素敵だったので、ペタリしておきます。
「決して、今の社会に順応するだけの、器用さを手に入れるだけのために、人と会ったり本を読んだり、この大学に通わないでほしい。あなた方のエネルギーだけが、この世界を変えることが出来るのだから」
— 宇野維正 (@uno_kore) 2022年4月9日
2022年 早稲田大学入学式祝辞(是枝裕和) ※是非全文を読んでくださいhttps://t.co/DiHGgnbMq8
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後半は大学の基本的な説明だったのですが、
口頭だと全体の流れや仕組みがまぁ分かるのだが、
どうして資料を読むとあんなに分かりづらいのだ?
大学のシステム的に、そこまで難しくはないと思うのだけれどな~。
半年の流れはこんな感じなのですが
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入学
↓
勉強(講座のほとんどがネットで見放題の状態に既になっている)
↓
通信指導(中間試験)
↓
通信指導採点評価
↓
試験
↓
次期科目登録
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たぶん「通信指導」というワードが分かりづらいとか、
資料に掲載されているフローが伝わりづらいとかなんだろうな…。
もう少し分かりやすくできると思うのだけれどなー。
あぁ、情報整理がしたい。
そんなこんなで、
もし放送大学に入学するのでしたら、入学式に出席する事をおすすめします!