「確認」した?

人生で大切なことは、自身での「確認」である、という心情の元、気になったもの・ことへは、全力で駆け寄って行きます。

国会中継も自分の中でキャラ付けがされると聴き(観)やすくなる

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なぜ国会中継がつまらないのか(※個人的見解)

どんなに世間や周囲の評価が高くても、初めて視聴するアニメや大河ドラマ(他連ドラなど)って、キャラクターの役割やストーリーがハッキリ飲み込めるまで、そこまで入れ込んで観れなくないですか?
もちろんキャラクターのルックスから入ったり、初回の雰囲気から、どハマりする作品もあるのですが。

大河もアニメも連ドラも、日々積み重ねられる、その世界を生きる彼彼女らの関係性やCVの演技や動画やBGMの入りとかに徐々に感銘を受けて行って、気づくとムチャクチャハマってしまうものがほとんどなんだよなーと。

今までハマった作品を軽く振り返ってみよう

すごーく古い作品から一部を挙げてみると、順不同で以下の通り。
(主に時代劇関連と、声優さんがお上手なものに弱い…)

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-

涼風真世さ~ん!の一言に尽きる。
宝塚の凄まじさを知った…。
一部コミカルなTV版と比べて、幕末OVAのとんでもなく薄暗い雰囲気がまた良き(HUNTER×HUNTERのTV版終盤と雰囲気がすごい似てる、と思ったら同じ監督さんだった…。ですよね~)。

 

演劇集団キャラメルボックス(2000年前後)

大好きなZABADAKと宮沢賢治作品のコラボとかどんだけ…!
他「サンタクロースが歌ってくれた」「スケッチブックボイジャー」「ブリザード・ミュージック」などなど、上川隆也さんたちが居た時代がハイレベルすぎる…!
中でも西川浩幸さんは、本当に天才だと思っている。

最遊記

峰倉かずやさんの楽しんで描いている感が時々堪らんのだ~。
絵もどんどん上手くなるのがすごい(雰囲気は最初から独特感を強く感じる)。
そいで踏み込めばBL路線にまっしぐらしそうなのに(それで充分人気も出そうなのに)、そこまで踏み込まないキャラクター達の関係性がすごいぞ。

SHERLOCK

ミステリー好きとして外せませんな。
計算され尽くされたネタの散りばめ方とか演出が堪らない…!
ハマりすぎてロンドンへロケ地巡りをしに行ったほど。
シャーロック御用達の「Speedy's Sandwich Bar & Cafe(スピーディーズ)」でばっちりご飯してきましたよー。

大河ドラマ 秀吉

時代劇が好きすぎた時期に大ハマりして、録画したビデオを死ぬほど!視聴した大河ドラマ。
しかもこちら、剣心のCVの涼風真世さんも出ておられたのですよね~。
昔一緒に笑い合っていた仲間を次々に自らの手で殺していくことにならざるを得ない出世しすぎた秀吉の立場と、人としての矛盾が悲しい。
沢口靖子もムチャクチャ美人で、この当時はよく時代劇に出ていたよなぁ。

連続ドラマ小説 あぐり

野村萬斎のエイスケさんに全部に持って行かれたに尽きる。

リーガル・ハイ

物語最後、ーだったのですがその後…、と微妙にずらしてくる脚本が秀逸すぎる。
正義や価値観は人それぞれにある、という多様感がとても良い。
当然のように、堺雅人さんの演技は大好物。

ビギナー

オダギリジョーがくっそ素敵。
堤真一と松雪泰子の関係性も良かったー。
恋愛云々より、仲間感ね。
全員が司法修習生で、老若男女が揃っているのも良かった。
しかも皆演技上手い…!見よこのラインナップ。

鋼の錬金術師

原作も素晴らしいのだろうなー…と思いつつも、TVアニメファーストシーズン推し(好きすぎてそれ以外は観ていない)。
なんと云う人の業。
CVの皆さんも上手いの…!

機動戦士ガンダムUC

ファーストガンダムやゼータを観ていたら食いつかずにはいられない設定のリンク感がすごい。
今更グレミー・トトですかと。
…なのですが「ガンダムF91」までギリギリあった富野監督独特の台詞回しや感覚的な部分はやっぱり他の人には出せないんだなーとも。

 

Free!

三次元のご当地から二次元を逆輸入で知った稀有な存在(当時ちょうど映画公開時だったので、「ハイ☆スピード!」を貼っています)。
ご当地岩美での三次元での出会いが印象的すぎたし、京アニの作品作りも丁寧すぎた。
実際岩美の海はすごーく綺麗だったよ…!

おそ松さん(1期)

1期のあの不思議な可笑しみが忘れ難い。
EDの歌詞「誰が誰でも同じザンス」ってよく聞くとすごい闇ながらも、作品内のバカバカしさや可笑しみを観ていると、あれ?闇じゃなかった?と思ったり。
でも油断をしてると時々とんでもない闇で覆って来るのだった。
全体(1期)を通して、闇なのかただのギャグアニメなのかの判別ができかねる曖昧さがとても魅力(2期3期はその部分がどんどん剥がれ落ちてしまった感がありそれは残念)。

 

実はまだまだあるのですが、本題から逸れそうなので、このへんで…。

アニメや大河ドラマと同じで、キャラクタが徐々に分かってくると、国会中継も楽しくなってくるよ

つまり、そこ(国会もしくは政治という舞台)に居るキャラクター達の特性や性質が見えて来ないと、オシャレでもスタイリッシュでもなく、更にはその業務に命を懸けているようにはあまり見えない政治家さんたちが(全員がそうだと全然言いませんよ)、ただ冗長な話し合い(時には昼寝をしたりワニ動画を観たりな)をしているように見えてしまう国会中継なんて、聴いてもおもしろいはずがないのだ、と思っています。

でも国会中継をちょっとずつでも聴き始めてみませんか?
自分の生活には直接関係ないし…、とか思うかもしれないですが、巡り巡って結局自分自身に跳ね返って来るのですよ~(しかも日々追ってないと、そのことに気づかない事が多い)。
もちろんそうしたからと言って、明日から世界が180度変わる、という訳ではないのですが(アメリカ大統領交代ほどのインパクトはないと言うか)、でも確実に関連がある話をしていますよ。

忙しいかたはダイジェストの視聴でもOK!まずは興味を持つところから

ただしTVニュースだと一言分の映像しか流していないことがほとんどなので、できたらその前後や関連する話題も解説をしてくれる映像や音源がおすすめです。

それらを聴いていると、あーあ、またそんな事言って~、とか、
答え方が相変わらず下手くそだよなーとか思ったり。
国会は日々連続性がある事をやっているので、徐々にキャラクター感を掴めて来ます。
(と言ってもわたしもまだ掴み途中なのですが、以前よりは分かって来たかなと。)

もっと言えば、以前にも書きましたが、

  • 日々話題が繋がっている
  • キャラクターの立ち回りが見られる

となると、主役不在の大河ドラマのようなのですよね。

こう書くと、いやドラマじゃないしと怒られそうですが、まず関心を持つための一歩としては、そうゆう入り口でも全然良いのではと思っています。

理想は「誰もがお気軽に政治経済の話ができる環境」なのではと思っている

分かりやすい理想としては、ダース・レイダーさんとプチ鹿島さんのYOUTUBE番組「ヒルカラナンデス」のように、時事の話題をライトな世間話として、家族、友人、同僚等と楽しんで(←重要!)できる、という状況になる事ではないかと。

www.youtube.com

そうやってもっと政治に興味・関心を持つ人(特に若者)が増えると、今の本当にダメダメで(※個人の意見です)、問題が山積みで、他国の人に全然やさしくない制度(そんなに排斥主義ならオリンピックとかグローバルとか言っていないで、いっそまた鎖国でもやれば良いのでは、とか思ってしまう)も変わってくるのではと思うのですが、どうなのでしょう。

「ヒルカラナンデス」と合わせてTBSラジオ「荻上チキSession」の「国会論戦 珍プレー好プレー!」も激しくオススメします。

www.tbsradio.jp

という訳で、国会中継(ダイジェストも可)を気軽に聴いてみませんか?という記事なのでした~。
ハマると日々の楽しみがひとつ増えると言っても過言ではないですよ。