
どうも。
有楽町の有隣堂で藤本ひとみさん著「まんが家マリナシリーズ」の復刊本を発見しました。
復刊するというネット記事は見ていたが、じっさい本屋で発見した時は、ちょっと感慨深かったですよ…!
わたしが発見したタイミングでは、
- 愛からはじまるサスペンス
- 愛の迷宮で抱きしめて!
- 愛はきらめく星になっても
の3冊が並んでおりました。
これ、表紙イラストもそのままってのがアツいですよね…!(背景のデザインは今時にリデザインされているが)
わたし的には、
- 愛してローマ夜想曲(復刊済み)
- 愛と哀しみのフーガ
- 愛を語るエリニュス
- 愛をするフォリー
辺りがすきなのだが、そこまで復刊するかな~。
コバルト文庫の藤本ひとみさん本には、人生で3回ハマるターンがあって、
小学生・20代前半・30代前半
と、思い返せば10年に一度の周期でハマり直している…?
しかも大人になるほど財力がつくので、一時期は、
- マリナシリーズ
- 銀バラシリーズ
- 花織高校恋愛スキャンダル
をメインに古本屋で買い漁っておりました~(たぶんほぼ全冊実家にある)。
イメージCDも買ってしまったのよね。
堀内賢雄さんとか、当時のイケボ声優さんたちが印象的な台詞を語るってんで、何かちょっと恥ずかしいよな…と思っていたものです(ストーリーがあってこその台詞だと思うので…)。
それにしても藤本ひとみさんシリーズには名言が溢れておって、
「死を恐れることなく、ただ、おのれの意思をつらぬくために生きる人間も確かにいるのだということを、オレは神々に教えてやるぞ。」
「痛みや哀しみを知っている心は、うつくしいと、あたしは思うわ。」
「それで俺たちの間が壊れてしまっても、その破壊と混沌の中から、きっとまた新しい関係が生まれてくるよ。
今まで、誰も持つことができなかったような、誰も想像さえもできなかったような、
新しい形のすごい繋がりが、きっと生まれて来る。」
とか。
ビジュアルブックにそれぞれのキャラと台詞がチョイスされていたが、今でもそれらを諳んじられるわたし笑。
キャラクター的には、ジル・ド・ラ・ロシェル(未だにこの長いフルネームを覚えている…)とかも、かなり好きだった。
ジルが、プラチナブロンドのかつらを流れるような仕草で外して、マリナに挨拶をするシーンとか、もう脳内でビジュアルが浮かぶ。
「愛してローマ夜想曲」でシリウスがカミルスの元を離れるくだりなんて、これぞままならない思いよ…!(カミルスの事は好きで大切だが、いざとなったら自分はカミルスの仇である家族を捨てられないかもしれない。なので戦場へ行き、自ら命を終わらせる。)
もっとも小学生時は、
イケメン達が何かカッコ良さ気なことを言っているな~(そしてちょっと恥ずかしい…)、
と思っただけでしたが、歳を重ねるにつれ、
清濁併せ吞んだ上で語る、その言葉はすごい…!(イケメンが関係ない!)
に変わりましたよ…!
コバルトの藤本ひとみさんシリーズって、複数のイケメンがただ活躍するだけじゃなく、それぞれが愛や苦悩や葛藤を抱えており、それでも生きている(生きるしかない)、という所が重厚なストーリーを作り上げているのだと思っておる。
「愛と剣のキャメロット」の冒頭での響谷薫の問い、「愛とは何か?」に対する、キャラクタそれぞれの回答も印象的だった(「魂の試練」「永遠に解けない魔法」「愛とは、今夜は眠らせないぜ、ってことさ」とか)。
「まんが家マリナシリーズ」はミステリーとしてもクオリティが高いと思いますしね。
そして最近、「KZ少年少女ゼミナール」がシリーズ名を変えて永遠と続いていたことも知る…!
1巻目の「消えた自転車は知っている」を図書館で借りたのですが、これは紛れもなく「友愛クエスト」だ~。
さすがにイラストは今時になっていましたが(わたし的には現代イラストでも雰囲気を纏っていた、いのまたむつみさんバージョンがすきよ)。
そいで黒木くんが取引に使うアニメのセル画が、ミンキーモモ(でしたよね?)からプリキュアになっていたわ…。
時代…!
青い鳥文庫での「KZシリーズ」は、最初の3冊はコバルトからの焼き直しで、後は全部オリジナルのよう。
ムチャクチャ続いており、更に派生もして40冊以上あるみたいなのですが…!
92年にスタートしたシリーズを、令和の今に、全部読まなくては!と思うとは…。
てか、今時の小学生もこうゆうのを面白いとか、かっこいいって思うのね~。
台詞や雰囲気に、藤本ひとみさん独特の濃厚さがあるので、あまり受け入れられなそう、…とか思ってしまったのだが。
でも全然そんな事はなく、現代の若年層の心をがっちり掴んでいるのですね~。
すごい。
という訳で、令和の今!藤本ひとみさんの物語をぜひ~!
余談だが、「KZシリーズ」のあとがきで、藤本さんが騎士団に所属している事を知る…。
銀バラってそうゆう所から生まれたのか…!なるほどね~、という答え合わせを今更してしまった…。