いよいよ公開となった「閃光のハサウェイ」(4DX)を土曜日に観て来ましたー。
自宅の最寄り駅に映画館があるって最高ですね。
思い立ったらスッピンのまま夜中に自転車を飛ばして映画館に行けるのは素敵すぎる。
そこはメジャー映画しか掛からないようなファミリー向け映画館なのですが、今後年に数回くらいは行くやろ、と年会費500円を払って会員登録しましたよ。(チケット取るのがとてもラク!)
以下感想箇条書きです(※時系列バラバラ&ネタバレ含みます。)
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・原作未読。小学生の時に書店に小説が平積みされていたのを見ていたので表紙は覚えている程度。
そこからギギちゃんがエイリアン的でもっと悪い奴なのかと思ってた…(美樹本晴彦さんの表紙イラストの印象が強烈)。
・ギギちゃんの発言がいちいちクェスっぽい。
気分屋で自分で自分を持て余しているような?
そこがハサウェイのトラウマを刺激しまくっているのだなと。
・ギギちゃんの喋り方もどこかクェスのCVだった川村万梨阿さんっぽくってびっくりしたー。
・ギギちゃんの蛍光ピンクに近いお色のグロスとピアスに、アニメ技術が進化したんだなーと思う。
こうゆう発色昔はできなかったよね~(総天然色が流行った時もなかったような気が…)。
総天然色映画と言えば、昔すごい色が綺麗と思ったのはまさかのドラゴンボールZ映画「銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴」。敵方さんの地肌の青色がとんでもなく綺麗だった印象。
・ケネス大佐とシャア大佐(クェスもギギも彼を「大佐」と呼ぶ)を引っ掛けて、ハサウェイのトラウマ刺激しまくり。
そうしてまたしてもギギをケネス「大佐」に持って行かれているハサウェイ。
・でもギギは父親を求めている訳ではなさそうだよね。
・台詞回しがすごいいちいち昔のガンダムっぽいのは、原作が昔に書かれたせいなのか。
UCもそうゆう事をやろうとしていた感はあるが、ここまではできていなかったような。
・ハサウェイが老成しすぎてて、昔のガンダム若者特有の鬱陶しいほどの青臭さをほぼ感じない。
・派手な戦闘シーンに比べて、ストーリーが派手ではないかも?
テロリストだし、そりゃそうかと思いつつ、老成しているハサウェイが地味さに拍車をかけていると言うか…。
・ケネス大佐が序盤の印象より残酷という意外性。
一見善人なのだが(実際ある意味では善人だと思う)、反面とても残酷っぽいのが近年のキャラクターではあまり見かけなくちょっと実写の洋画っぽいような。
手に持つ鞭がその印象に拍車をかける。
・モビルスーツでの市街戦で、一般市民の巻き込まれ感が「機動戦士ガンダムF91」のよう(モビルスーツの薬莢が頭部に当たり、死亡してしまう母親などの。)
そうして市街を背にしたガウマンに、躊躇なくミサイルを打つケネス大佐部下。
・原作が未読だと、時々状況に置いて行かれる感。
実際ハサウェイがマフティー・ナビーユ・エリンだと気づくのにすごい時間がかかった(ギギちゃんが持って回った言い方するから…!)でもそうゆう部分も昔のガンダムっぽいのだ…!
・唇を耳元に寄せて囁き合う(でもそこに恋情があるのかは微妙)演出が秘密の共有と共に色気があって良いぞ(お互いそれに動揺しないのも良い)。
・舞台がフィリピンなのでは…、と散々映る「ジョリビー」の看板を見て思ったら、やっぱりそうだったー。
フィリピン語学留学時を思い出して懐かしさひとしお。
でも実際のフィリピンは、もっと埃っぽくて、雑多で、人間がエネルギッシュだったんだよな。
・タクシー車内も、もっとこう使い古された感…というか…。
(英語が通じないスペイン人のタクシーとかすごかったぞ)。
・リアルで知っている海外の地が、アニメに映る不思議感。
・4DX(¥2,900…!)ということで、シートが揺れたり水が切り吹かれたりするのだが、人が撃たれたシーンで水が切り吹かれのはどうかと(目の前に血が飛ぶシーン)。
・「機動警察パトレイバー」に続いての4DXだったのだが結論として、自分はあまり4DXに良さを感じられないのだなと(映像やストーリーが素晴らしいと、シートが動くなどの演出は不要かも)。
・1話完結なのかと思ったら、続編が出来るのね…!
確かに何も解決していない感と、爽やかに終わっただけやん…!(原作未読だが、ハサウェイの辿る運命だけは知っている)と思ってしまっていた。
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以上、「閃光のハサウェイ」の感想箇条書きでした。
何だかんだ書きつつ、次回も絶対観に行きますー。
予習は当然こちらの「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」で。